共産党の志位委員長は2018年1月25日の衆議院本会議で「海上自衛隊の護衛艦 “いずも” を戦闘機搭載が可能な空母へと改修することが検討されているのではないか」と指摘した。これに対して安倍総理は「指摘された様な空母の改修の事実はない」と回答している。防衛省・自衛隊のホームページでは日本が憲法上保持できる自衛力について、「攻撃的兵器の保持はいかなる場合でも保有できない」と記載されている。
志位委員長が指摘したいずもの空母改修の検討に入った旨を報じた記事が産経新聞や毎日新聞等で掲載された。これらの記事は誤報だという事なのか。
護衛艦「いずも」は改修しても、自衛隊HPに記載されている「専ら相手国国土の壊滅的な破壊のためのみに用いられる、いわゆる攻撃的兵器」には該当しないと考えているのか。
「専ら相手国国土の壊滅的な破壊のためのみに用いられる、いわゆる攻撃的兵器」には該当しない空母の保有は可能なのか。
ご指摘の報道は承知している。「いずも」の空母化検討については、安倍総理が2018年1月25日の衆議院本会議で回答している通りである。
政府は防衛力に関して専守防衛を大前提としながら様々な検討を行っているが、その詳細について明らかにすることは差し控える。
「お尋ねの “いわゆる攻撃的兵器には該当しない空母” の意味するところが必ずしも明らかではないが※」、政府としては、憲法9条2項は自衛のための必要最小限度の実力の保持は禁じていないが、性能上専ら他国の国土の壊滅的破壊のためにのみ用いられる兵器は保持が許されないと考えている。
※ 原文を一部加工し引用しました。
@TONOさん3号
2021/03/06
解釈の違い等、いろんな言い回しとかしないで政府も真っ向勝負で答弁すればよいと思う。 軍備も要る時は要る。近隣諸国に分からず屋がいる以上しょうがない。 共産党もそういう分からず屋と話をつけるぐらいのことできないのですかね?
質問主意書名 : | 護衛艦「いずも」の改修に関する質問主意書 |
提出先 : | 衆議院 |
提出国会回次 : | 196 |
提出番号 : | 40 |
提出日 : | 2018年1月31日 |
転送日 : | 2018年2月5日 |
答弁書受領日 : | 2018年2月9日 |