日本は陸上配備型イージスシステムである、「イージス・アショア」の導入を決めた。ロシアは同システムが攻撃にも使用可能であるとして警戒感を示している。日本は北朝鮮の脅威にそなえるための、弾道ミサイル防衛能力の抜本的向上を図るための導入だと説明している。政府はロシアの主張をどう考えているのか。 政府…
日本は陸上配備型イージスシステムである、「イージス・アショア」の導入を決めた。ロシアは同システムが攻撃にも使用可能であるとして警戒感を示している。日本は北朝鮮の脅威にそなえるための、弾道ミサイル防衛能力の抜本的向上を図るための導入だと説明している。政府はロシアの主張をどう考えているのか。
政府は「イージス・アショア」をどの様な用途で使用することを考えているのか。
政府は「イージス・アショア」を他国への攻撃に使用できる可能性、および攻撃をする目的で使用する可能性について検討した事実はあるか。また「イージス・アショア」の配備が、日本の防衛方針である専守防衛に与える影響について検討を行ったのか。
政府はロシアに警戒感を与えるような装備の配置が、北方領土返還交渉に影響を与えるとは考えていないのか。
陸上配備型イージス・システムは北朝鮮の核・ミサイル開発による脅威から、我が国を守ることができる弾道ミサイルの防衛能力の抜本的な向上の為に導入した。
陸上配備型イージス・システムは弾道ミサイル攻撃から我が国国民の生命・財産を守るための純粋に防御的な手段として導入される。専守防衛という日本の防衛の基本方針に沿うものと考えている。
「ロシア連邦政府関係者の認識について、政府としてお答えする立場にはないが※」、政府は基本方針の下、今後も北方四島の帰属問題解決と平和条約締結に向けてロシア連邦と交渉を続けていく。
※ 原文を一部加工し引用しました。
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質問主意書名 : | イージス・アショアの用途に関する質問主意書 |
提出先 : | 参議院 |
提出国会回次 : | 196 |
提出番号 : | 6 |
提出日 : | 2018年1月25日 |
転送日 : | 2018年1月29日 |
答弁書受領日 : | 2018年2月2日 |