「桜を見る会」の支出は年々増加し2018年度は当初予算の3倍となり、招待者も2019年度は15,400人と開催要項10,000人を遥かに超過した。 内閣府は各府省庁からの意見を踏まえ招待者を取りまとめたとしているが、どの府省庁が推薦を増やしたのかとの質問にも、会が終了したため資料をすでに破棄したと…
「桜を見る会」の支出は年々増加し2018年度は当初予算の3倍となり、招待者も2019年度は15,400人と開催要項10,000人を遥かに超過した。 内閣府は各府省庁からの意見を踏まえ招待者を取りまとめたとしているが、どの府省庁が推薦を増やしたのかとの質問にも、会が終了したため資料をすでに破棄したと答弁した。 しかし文部科学省大臣官房人事課の「保存期間表」では、「桜を見る会等に関する文書」などの保存期間は10年と定めている。政府はその事実開示ともに支出増加の責任を明らかにすべきではないか。
2019年を含めた過去10年間において、各省府庁と内閣官房による各年の推薦人数はどのように推移しているか。また、業務停止命令を受けた企業(ジャパンライフ社)の当時の会長が招待を受けた例があるが、この例はどの省庁からの推薦で招待されたのか。
財務金融委員会で内閣府は「桜を見る会」の資料を破棄したと回答したが、政府の公文書保は10年の存期間が定められている。会の開催が終了したから破棄したという回答は訂正するべきではないか。
「桜を見る会」の予算上並びに決算上の決裁権者は誰か。年度予算や桜を見る会」開催要項で決定した招待数を無視して招待者を増やし、予算の3倍にも増加した支出を政府はどう考えているのか。
各省および内閣官房からの推薦人数は、招待者数を取りまとめる過程の数値である。これを明確化するのは事務処理の支障をきたすおそれがあるため、回答は差し控えたい。また、各々の招待者における推薦元は、招待者個人の情報が発覚する恐れがあるため回答を控える。
衆議院財務金融委員会で内閣官房と内閣府がまとめた招待者名簿について回答したが、各省府庁から内閣府から提出された推薦名簿について回答したものではない。
お尋ねの 「”予算上並びに決算上の決裁権者” の意味するところが明らかではないため※」回答が困難である。
予算は最低限要する費用を策定したが、開催時の世情を考慮して必要な支出が行われた結果、予算を上回って経費が増加した。なお、この会計処理は会計法などに基づき適切に行われている。
※ 原文を一部加工して引用しました。
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質問主意書名 : | 安倍総理主催「桜を見る会」に関する質問主意書 |
提出先 : | 衆議院 |
提出国会回次 : | 198 |
提出番号 : | 197 |
提出日 : | 2019年5月28日 |
転送日 : | 2019年6月3日 |
答弁書受領日 : | 2019年6月7日 |