新型コロナウイルス対応についての、安倍総理の記者会見には、質問時間が足りない等、会見の進行について疑問の声が挙がっている。 また、安倍総理の記者会見では「幹事社」の役割が大きく、幹事社からの「質問の事前通告」が物議を呼んでいる。安倍総理の記者会見で質問をするには、「幹事社」を通して「質問の事前通告…
新型コロナウイルス対応についての、安倍総理の記者会見には、質問時間が足りない等、会見の進行について疑問の声が挙がっている。
また、安倍総理の記者会見では「幹事社」の役割が大きく、幹事社からの「質問の事前通告」が物議を呼んでいる。安倍総理の記者会見で質問をするには、「幹事社」を通して「質問の事前通告」を行うことが必要なのでか。
安倍総理の記者会見では、事前に通告した質問しか受け付けないのか。
記者会見では幹事社が定められているが、誰が幹事社を決めるのか。その役割は何か。
参議院予算委員会(2020年3月2日)で、総理は幹事社からしか質問通告をもらっていないと答弁しているが、幹事社以外からは通告を受けていないのか。
そもそも幹事社からの事前通告は必須なのか。通告の締切り、通告方法など定められたルールはあるのか。
記者会見では事前に質問者は指定されているのか。時間の都合で一人につき一問となっているが、理由は「時間の関係」のみか。質問が少なく、予定された時間に余裕がある場合でも、一人につき一問の質問しか受けないのか。
総理の考え方をより明らかにするために、再質問を受けるべきではないか。
幹事社は、内閣官房等を取材対象とする記者からなる内閣記者会が定めているものと承知している。「御指摘の“幹事社が担う役割”の意味するところが必ずしも明らかではないが※」、例えば、冒頭の質問は幹事社が行うことが慣例になっている。
幹事社が質問の内容を事前に内閣記者会の掲示板に貼り出しており、それを把握しているが、その他の質問についてそのようなやり取りは行われていない。
記者会見において正確な情報発信を行うため、職員が普段から記者の関心を聞くなど、可能な範囲の情報収集は行っている。
冒頭の質問を幹事社が行うことが慣例になっているが、その他の質問について事前に質問者が決まっているということはない。
限られた時間の中でより多くの記者が質問できるよう、従来から質問は一人一問としているところである。
※ 原文を一部加工し引用しました。
@westman
2020/06/06
政権とマスコミの距離感については色々と批判がでていますね。事前に質問を取りまとめて通告することが絶対に悪いとまでは思わないが、記者会見が儀式のようになってしまうのは本末転倒。自分の言葉でしっかりと質問に回答をすることは大切なんじゃないかなあ。
質問主意書名 : | 内閣総理大臣の記者会見に関する質問主意書 |
提出先 : | 衆議院 |
提出国会回次 : | 201 |
提出番号 : | 129 |
提出日 : | 2020年3月19日 |
転送日 : | 2020年3月25日 |
答弁書受領日 : | 2020年3月31日 |