マスクに関する質問主意書

提出議員 : 川田 龍平

政府は緊急経済対策として、一世帯当たり2枚の布製マスクを配布する。政府の宣言に反して、未だ慢性的なマスク不足は解消されていない。 ウイルス対策には不十分と言われる布マスクの配布はマスク不足をもみ消そうとする手段なのか。現状認識が甘すぎるとの指摘もある中で、政府は今後どの様な対策を講じていくのだろう…

政府は緊急経済対策として、一世帯当たり2枚の布製マスクを配布する。政府の宣言に反して、未だ慢性的なマスク不足は解消されていない。 ウイルス対策には不十分と言われる布マスクの配布はマスク不足をもみ消そうとする手段なのか。現状認識が甘すぎるとの指摘もある中で、政府は今後どの様な対策を講じていくのだろうか。

  • マスク配布の予算はどれほどか。その予算をマスク供給施設の手配やマスク保有国からの輸送費用に充てる方が安定的供給に有効ではないか。マスク配布の政策見直しはないのか。

  • 文部科学省が学校再開の指針でマスク着用を義務付ける施策を提案している以上、マスクの安定供給の確保は政府の責任である。安定供給の計画はどの様なものか。

  • 大学や各種学校の学生と教員に対するマスク供給に関し、教員には高齢者やリスク因子をかかえた者も多く、学生では感染しても無症状の者が多い世代であることから、早急な対策が必要と思われる。あるいは、布マスク2枚の全世帯配布を見直し、マスク市場安定化供給のための施策に方向転換することはできないのか。

  • 予算は合計約466億円を措置している。 国内生産量の増加および輸入拡大の取組は既に進めており、結果として約6億枚のマスク供給が確実となった。更に約1億枚の布製マスクを確保できる見通しが立ったため全国5,000万余りの世帯全てを対象に布製マスクを2枚ずつ配布することとしている。

  • 医療機関や介護施設等に対しマスクを優先的に配布し、小学校や中学校等の児童生徒及び教職員に対しては布製マスクを配布することとしている。

  • 大学と各種学校の学生や教員が入手し得る分に関しても、市場でマスクが安定的に供給できるよう目指している。今後もマスクの需給の状況が改善するよう、更なる増産の支援および輸入拡大等の安定供給に必要な対策を講じていく。

@なんたん

2021/06/28

今はマスクも十分行き渡り、価格も安くなりました。当時は価格も高く、不安になった人たちがそれでも買ってましたね。次回はそんな事が起きないよう在庫確保や国から十分支給してもらえたらとおもいます。

@kimuu

2020/06/02

アベノマスク、我が家にもやっと届きました。 466億円もかかって市場にマスクが普通に売られている今届くなんて、もっと効果的な税金の使い方をしてもらいたいものです。

@タダフサ

2020/06/02

アベノマスクの調達にもいろいろな疑惑がでてきてしまいましたが、実際のところはどうなんでしょうか。 私のところには比較的早く届きましたが、まだの方も多いようですが。 https://toyokeizai.net/articles/-/347696

 詳細情報

質問主意書名 :マスクに関する質問主意書 
提出先 :参議院
提出国会回次 :201
提出番号 :97
提出日 :2020年4月8日
転送日 :2020年4月13日
答弁書受領日 :2020年4月17日

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