普天間第二小に窓を落下させた米軍機にFDR、CVRがなかったことに関する質問主意書

提出議員 : 初鹿 明博

2017年12月13日に沖縄県普天間第2小学校の校庭に米軍ヘリコプターの窓枠が落下した。米国からの報告によるとこの米軍ヘリコプターにはフライトレコーダー(FDR)とボイスレコーダー(CVR)は設置されていなかったとのことだった。FDRとCVRは民間機には設置が義務付けられている一方、軍用機には設置…

2017年12月13日に沖縄県普天間第2小学校の校庭に米軍ヘリコプターの窓枠が落下した。米国からの報告によるとこの米軍ヘリコプターにはフライトレコーダー(FDR)とボイスレコーダー(CVR)は設置されていなかったとのことだった。FDRとCVRは民間機には設置が義務付けられている一方、軍用機には設置義務を除外している国が大半である。自衛隊機も除外されているが、事故原因の究明と再発防止のためには不可欠ではないか。

  • 自衛隊機にもFDRとCVRの設置を義務付けるべきではないか。

  • 米国法では米軍機にはFDRとCVRの設置が義務付けられていないというのは事実なのか。事実であるなら、昨今の米軍機による落下物や不時着が多発している状況を踏まえて、日本の上空を航行する米軍機にはFDRとCVRの設置を求めるべきではないか。

  • 自衛隊機は構造上、記録装置の設置が難しい機種があり、これらの装備を自衛隊機に義務付けることは考えていない。

  • 米国法では米軍機には記録装置の設置義務がない旨の説明を、米側から受けている。政府としては安全面への最大限の配慮と、地域住民への影響を最小限にとどめるよう引き続き米側に求めていく。

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 詳細情報

質問主意書名 :普天間第二小に窓を落下させた米軍機にFDR、CVRがなかったことに関する質問主意書 
提出先 :衆議院
提出国会回次 :196
提出番号 :31
提出日 :2018年1月26日
転送日 :2018年1月31日
答弁書受領日 :2018年2月6日

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