2018年1月23日に草津の本白根山の山頂付近で噴火が起きた。この噴火は警戒されていなかった「鏡池」付近で起きており、噴火活動の高まりを示すデータや情報が乏しく、警報レベルを上げることができなかったとされている。 本噴火は水蒸気噴火だったのか。また本白根山の前回の噴火は何年前か。 今回の噴…
2018年1月23日に草津の本白根山の山頂付近で噴火が起きた。この噴火は警戒されていなかった「鏡池」付近で起きており、噴火活動の高まりを示すデータや情報が乏しく、警報レベルを上げることができなかったとされている。
本噴火は水蒸気噴火だったのか。また本白根山の前回の噴火は何年前か。
今回の噴火の際に警報レベルを上げることができなかった理由は、警戒の重点が本噴火の火口付近ではない白根山の「湯釜」付近だったため観測拠点がなく、データが不足していたからなのか。
観測には様々な設備が必要とされるが、政府機関の運営予算は年額どれくらいなのか。また今後も続く火山活動を踏まえて噴火速報を適切に出せる体制を構築するべきではないか。
噴出物の調査結果から、本噴火は水蒸気噴火の可能性が高い。また気象庁が「火山噴火予知連絡会」の協力の下に発表した「日本活火山総覧」によると、本白根山の前回の噴火は約3000年前とされている。
今までは 噴火の可能性が最も高いとされていた白根山の湯釜周辺を中心にした観測体制だった。本噴火を受けて本白根山付近に監視カメラと地震計、空振計を設置した。
活火山の観測体制整備のうち、観測・監視、および噴火警報発表に係る2017年度の予算は約15億1300万円である。今後的確な噴火速報を登山中の人々や周辺の居住者に迅速に出せるよう努力していく。
@westman
2018/03/06
噴火予知の精度を上げる努力は続ける必要があるし、支援も必要だと思います。
@spriggan
2018/02/23
御嶽山の件もあるので心配です。
質問主意書名 : | 草津白根山の噴火の警戒体制に関する質問主意書 |
提出先 : | 衆議院 |
提出国会回次 : | 196 |
提出番号 : | 27 |
提出日 : | 2018年1月25日 |
転送日 : | 2018年1月29日 |
答弁書受領日 : | 2018年2月2日 |