喫煙時の室内におけるニコチン濃度に関する質問主意書

提出議員 : 大西 健介

厚生省が行ったニコチン濃度に関する調査の結果は、調査環境の違いを考慮したとしても、他の機関の調査や事例よりも大幅に高いものであった。例えば、国際がん研究機構ではニコチン濃度が0.3~30ug/m3であるのに対し、厚生省の数字が1000~2420ug/m3というもので、現実離れしていると指摘する専門…

厚生省が行ったニコチン濃度に関する調査の結果は、調査環境の違いを考慮したとしても、他の機関の調査や事例よりも大幅に高いものであった。例えば、国際がん研究機構ではニコチン濃度が0.3~30ug/m3であるのに対し、厚生省の数字が1000~2420ug/m3というもので、現実離れしていると指摘する専門家もいる。 厚生省が行った調査とはどのような内容のものだったのか。

  • 本調査における「狭い室内」とは具体的に何平方メートルだったのか。

  • 本調査は完全に締め切った空間で行ったのか。どれくらいの時間に何本吸ったのか。

  • 本調査は縦横0.8m、面積0.64㎡、高さ2.2mの部屋でニコチン濃度の測定が行われた。

  • 「お尋ねの “何本” の意味するところが必ずしも明らかではないが※」、本調査では1種類の紙巻きたばこおよび3種類の加熱式たばこのそれぞれについて、1人の実験者が実験室内で約30分の間に50回煙の吸入を行った。調査は扉が閉められ、換気口および排水口が目張りされた室内で行われた。

※ 原文を一部加工し引用しました。

@restog

2020/12/13

確かに研究結果のデータには詳細性が必要だと思うが、タバコが体に悪いということは疑いようもない事実であるから、多少オーバーな数字であったとしても開示していく必要があると思う。

 詳細情報

質問主意書名 :喫煙時の室内におけるニコチン濃度に関する質問主意書 
提出先 :衆議院
提出国会回次 :196
提出番号 :134
提出日 :2018年3月9日
転送日 :2018年3月20日
答弁書受領日 :2018年3月14日

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