佐藤正久外務副大臣は参議院外交防衛委員会での就任の挨拶で「事に臨んでは危険を顧みず、身をもって責務の完遂に務め、もって国民の負託に応える決意であります。」と述べた。佐藤副大臣は同委員会において、これは自身の職務遂行の基本姿勢だと答弁した。戦場での戦闘任務に従事することのない佐藤外務副大臣が、自衛隊…
佐藤正久外務副大臣は参議院外交防衛委員会での就任の挨拶で「事に臨んでは危険を顧みず、身をもって責務の完遂に務め、もって国民の負託に応える決意であります。」と述べた。佐藤副大臣は同委員会において、これは自身の職務遂行の基本姿勢だと答弁した。戦場での戦闘任務に従事することのない佐藤外務副大臣が、自衛隊法の文言を引用して行った本発言に問題はないのだろうか。
戦場で戦闘任務につかない佐藤外務副大臣が自衛隊法の文言を自身の任務の基本姿勢とするのは自衛隊法や防衛省設置法の趣旨に反し、自衛隊員・防衛省を侮辱する行為ではないか。また防衛大臣は佐藤外務副大臣に発言の撤回を求め、内閣として罷免するべきではないか。
防衛省以外の省庁の職員が、佐藤外務副大臣が行った発言(冒頭の発言)を行う行為は自衛隊法上の「服務の本旨」の趣旨、「服務の宣誓」の行為の趣旨を陳腐化し、自衛隊員の名誉を毀損し、国民による自衛隊への信頼も損なわれるのではないか。
佐藤外務副大臣の発言は外務副大臣としての職務を全うするという佐藤外務副大臣の基本的姿勢を述べたものである。
佐藤外務副大臣が行った発言は、佐藤外務副大臣の外務副大臣としての基本的姿勢を述べたものであり、御指摘の「職務の本旨」、「服務の宣誓」の趣旨の陳腐化や、自衛隊員の名誉棄損および自衛隊の国民からの信頼の毀損などの指摘には当たらない。
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質問主意書名 : | 佐藤外務副大臣の「服務の宣誓」を用いた就任挨拶が自衛隊員を侮辱するものであることに関する質問主意書 |
提出先 : | 参議院 |
提出国会回次 : | 195 |
提出番号 : | 48 |
提出日 : | 2017年12月8日 |
転送日 : | 2017年12月8日 |
答弁書受領日 : | 2017年12月19日 |