パーム油およびカノーラ菜種油は育児用粉ミルクの原料として広く使われいてる。政府は健康に与える影響は少ないとしているが、有害作用を示す動物実験の報告もある。安全面で疑問がある以上、政府はそれらの油脂について耐用一日摂取量(TDI)を定めるべきではないだろうか。 カノーラ菜種油の3-MCPDの耐容…
パーム油およびカノーラ菜種油は育児用粉ミルクの原料として広く使われいてる。政府は健康に与える影響は少ないとしているが、有害作用を示す動物実験の報告もある。安全面で疑問がある以上、政府はそれらの油脂について耐用一日摂取量(TDI)を定めるべきではないだろうか。
カノーラ菜種油の3-MCPDの耐容一日摂取量(TDI)は、動物実験で得られた作用を示さない無毒性量に種差、個体差に伴う不確定計数を乗じて算出したのか。
安全面で疑問が持たれているカノーラ菜種油、オリーブ油、コーン油、食用パーム油、部分水素添加大豆油などの油脂や、牛乳に含まれるステロイドホルモンやバターに含まれる黄体ホルモンのTDIも上記と同様の方法で算出するべきではないか。
育児用粉ミルクの脂質の主原料が乳脂肪から食用パーム油に置き換わったのはどのような経緯なのか。
カノーラ菜種油のTDIの算出は行っていない。
指摘にある油脂類やステロイドホルモン、黄体ホルモンが健康に有害であるという十分な科学的根拠はなく、現時点で健康に影響をおよぼす懸念は少ない。したがって、TDIを算出する必要はないと考えている。
政府は育児用粉ミルクの脂質主原料が乳脂肪から食用パーム油に代わった経緯については把握していない。
@restog
2021/04/20
少しでも懸念がある場合には、徹底的な調査をお願いしたい。体への影響だけでなく、パーム油を製造するために伐採される熱帯林にも目を向けて欲しい。
質問主意書名 : | 育児用粉ミルクに関する再質問主意書 |
提出先 : | 参議院 |
提出国会回次 : | 196 |
提出番号 : | 155 |
提出日 : | 2018年6月28日 |
転送日 : | 2018年7月2日 |
答弁書受領日 : | 2018年7月6日 |