幹部自衛官の暴言がシビリアンコントロールに反することに関する質問主意書

提出議員 : 小西 洋之

2018年4月16日、統合幕僚監部に勤務する幹部自衛官が安保法制の憲法違反を追及している小西洋之議員に対して暴言を吐く「暴言事件」が起きた。小西議員は自身のSNS上で幹部自衛官から「国民の敵」などの暴言を受けたなどと、その経験を公表した。一方で、政府は「国会による文民統制が否定されたとか、その統制…

2018年4月16日、統合幕僚監部に勤務する幹部自衛官が安保法制の憲法違反を追及している小西洋之議員に対して暴言を吐く「暴言事件」が起きた。小西議員は自身のSNS上で幹部自衛官から「国民の敵」などの暴言を受けたなどと、その経験を公表した。一方で、政府は「国会による文民統制が否定されたとか、その統制が機能しなくなったということにはならない」としている。

  • 小西議員は政策上の意見の相違を理由として幹部自衛官からの直接の暴力の危険に直面するに至ったが、それでも政府はシビリアンコントロールの観点上問題はないと考えるのか。

  • 防衛省・自衛隊は暴言事件における幹部自衛官の言動について全く是認しておらず、当該幹部自衛官はあってはならない規律違反として処分された。また国会議員の政治活動の抑制防止策として公表した報告書の中で、当該自衛官の反省と謝罪の意思も記述している。加えて、防衛省・自衛隊の全組織・隊員に向けて再発防止策の通達を行った。 それら全体を勘案し、「国会による文民統制が否定されたとか、その統制が機能しなくなったということにはならない」と考えている。

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 詳細情報

質問主意書名 :幹部自衛官の暴言がシビリアンコントロールに反することに関する質問主意書 
提出先 :参議院
提出国会回次 :196
提出番号 :239
提出日 :2018年7月20日
転送日 :2018年7月20日
答弁書受領日 :2018年7月31日

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