「あいちトリエンナーレ」は、文化庁により「文化資源活用推進事業」として採択されたにもかかわらず、補助金(7,829万円)は交付されなかった。 補助金の不交付決定に際しては、推進事業に選定した審査委員会(外部有識者)への意見聴取がなく、それ不服とする委員の辞職騒動に発展した。 推進事業として選定した…
「あいちトリエンナーレ」は、文化庁により「文化資源活用推進事業」として採択されたにもかかわらず、補助金(7,829万円)は交付されなかった。
補助金の不交付決定に際しては、推進事業に選定した審査委員会(外部有識者)への意見聴取がなく、それ不服とする委員の辞職騒動に発展した。
推進事業として選定した上で、審査委員会に意見を聞かず補助金を不交付とした文化庁の判断の背景には、一体何があったのか。
推進事業として採択した事業について、その採択を取消す場合は、審査に当たった審査会での議論が必要ではないか。
そもそも審査委員会の意見を求めなかった根拠はなにか。
「推進事業として採択すること」と、「補助金の交付」は一体ではないのか。補助金の交付を取りやめるのであれば、推進事業としての採択を取消す必要が法的にあるのではないか。
推進事業としての採択は取り消していない。その為、審査会での議論については仮定の質問となり、仮定の質問への回答は差し控えたい。
補助金の不交付は、推進事業としての採択後に、別途提出された補助金申請書に対する審査の結果である。推進事業としての採択に係る審査手続ではなく、あくまでも補助金の交付申請に対する審査であり、審査委員会に諮ることはしなかった。
質問の趣旨が必ずしも明らかではないが、本推進事業への補助金不交付の決定は、補助金の交付申請に係る審査手続きによりなされたものである。
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質問主意書名 : | あいちトリエンナーレ二〇一九の補助事業採択に関する質問主意書 |
提出先 : | 衆議院 |
提出国会回次 : | 200 |
提出番号 : | 30 |
提出日 : | 2019年10月11日 |
転送日 : | 2019年10月16日 |
答弁書受領日 : | 2019年10月25日 |