精神科医療における身体拘束の実態に関する質問主意書

提出議員 : 薬師寺みちよ

精神科医療では身体を拘束したことにより患者が死亡する事故が発生している。身体拘束の実態調査の方法については厚生労働科学研究で研究中とのことだが、身体拘束が一因となった可能性のある死亡事例の把握・公表は十分に行われていると言えるのだろうか。拘束された時間や拘束箇所は問わず精神科医療にて身体拘束が…

精神科医療では身体を拘束したことにより患者が死亡する事故が発生している。身体拘束の実態調査の方法については厚生労働科学研究で研究中とのことだが、身体拘束が一因となった可能性のある死亡事例の把握・公表は十分に行われていると言えるのだろうか。

拘束された時間や拘束箇所は問わず精神科医療にて身体拘束が行われ、それが原因の一部として疑われる死亡事例について、政府は早急な調査と結果公表を行った上で再発の防止につとめるべきではないか。

「身体を拘束したことが一因と疑われる死亡事例」の調査は、どの様な事例が該当するのかの特定に課題があるため、調査の実施は困難である。ただし、過去３年間の精神病院での死亡事故については、厚生労働大臣による調査が行われているところである。

まだコメントが投稿されていません。

質問主意書名 :	精神科医療における身体拘束の実態に関する質問主意書
提出先 :	参議院
提出国会回次 :	196
提出番号 :	206
提出日 :	2018年7月19日
転送日 :	2018年7月20日
答弁書受領日 :	2018年7月27日

医療 (34)

質問主意書