トランプ大統領の日米安保条約に関する発言に関する質問主意書

出典:首相官邸HP

提出議員 : 小西 洋之

トランプ大統領が日米安保条約破棄の可能性について言及したとの報道がなされた。 日本政府は日米安保破棄の可能性について、米側への確認や、同条約の米国にとっての利益の説明を行っているのか。 日本政府は、日米安保条約の破棄の可能性についての検討の有無を、米国政府に確認したのか。一方で、トランプ大統領…

トランプ大統領が日米安保条約破棄の可能性について言及したとの報道がなされた。 日本政府は日米安保破棄の可能性について、米側への確認や、同条約の米国にとっての利益の説明を行っているのか。

  • 日本政府は、日米安保条約の破棄の可能性についての検討の有無を、米国政府に確認したのか。一方で、トランプ大統領は日本での共同記者会にて、「米軍を受け入れていることについて日本国民に感謝する」旨の発言を行った。日本政府は一体どちらがトランプ大統領と米国政府の見解であると考えているのか。

  • 日米安保条約による在日米軍基地、航空母艦の修理機能、思いやり予算の供与などは、米国のアジア・インド洋で軍事的プレゼンス保持にとって地上最大のグッド・ディールではないか。安倍政権が、日米安保による米国にとっての利益をトランプ大統領に伝えていれば、同大統領の発言は防げたのではないか。

  • 安倍政府は日米安保条約が、「日本には米国の防衛義務がない」また「集団的自衛権の行使による米国の防衛を免責されている」為に、不平等・片務的であるとの主張についてどのように考えているのか。

  • 米国政府からは、同報道の後に、日米安保条約の見直しは米国政府内では全く考えてない旨の確認を得ている。 共同記者会見でのトランプ大統領の発言は、発言通りの内容であると認識している。

  • 編集部:明確な答弁は確認できませんでした。

  • 日米安保条約全体を通じて日米双方のバランスがとられている。同条約は不平等条約もしくは片務条約ではないと認識している。

@zodiac

2019/08/20

在日米軍基地への日本人税金の負担、基地内の治外法権及びその適用方法と、米軍基地の存在が日本人に良いものかどうかを見極めなければならない。 また日本政府のその運用方法が、あまねく日本国民のためでなければならない。日本人ただ一人であっても、何らかの犠牲が生じた時には、日本政府がその一人を含む日本人人民全ての権利を背負って米国に物を言う安全保障条約の守り方でなければならない。

 詳細情報

質問主意書名 :トランプ大統領の日米安保条約に関する発言に関する質問主意書 
提出先 :参議院
提出国会回次 :198
提出番号 :93
提出日 :2019年6月26日
転送日 :2019年6月26日
答弁書受領日 :2019年7月5日

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