牛乳は日本ではカルシウムが豊富で身体に良いとされ、学校給食でも提供されている。しかし海外では骨を弱くする、健康を損なう、といった研究や報告が上がっている。このことについて政府はどの様に認識しているのだろうか。 スウェーデンで行われた酪農製品摂取と疾患発症率との関係に係る追跡調査によると、毎日コ…
牛乳は日本ではカルシウムが豊富で身体に良いとされ、学校給食でも提供されている。しかし海外では骨を弱くする、健康を損なう、といった研究や報告が上がっている。このことについて政府はどの様に認識しているのだろうか。
スウェーデンで行われた酪農製品摂取と疾患発症率との関係に係る追跡調査によると、毎日コップ1杯以上の牛乳を飲む女性は健康を損なう可能性があるとされている。学校給食への牛乳の提供に影響があると政府は考えるか。
「妊娠牛の牛乳には女性ホルモンが多量に含まれている」、「学校給食には穀物肥料育ちより牧草育ちの牛乳の方が身体に良い」という点について、政府に認識はあるか。
ウェーデンの調査結果は、牛乳と健康に関する一見解に過ぎない。また、学校給食での牛乳の取り扱いについては、各学校で判断するべきである。
妊娠牛の牛乳に多くの性ホルモンが含まれているかについては、政府は見解を持っておらず、それが定説であるとも考えていない。また、日本では牛乳は長く飲み続けられており、通常の摂取量の範囲内であれば、性ホルモンによる健康リスクは想定されていないと考えている。
学校給食には穀物肥料育ちより牧草育ちの牛乳の方が身体に良いかについては、「その具体的に意味するところが明らかではないため※」、回答は困難である。なお、牛乳の成分については、食品衛生法で規格等が定められており、安全性の確保に努めている。
※ 原文を一部加工し引用しました。
@maru
2023/03/28
@restog
2020/11/27
牛乳よりカルシウムが多く含まれている食品があり、牛乳をうまく消化できない子供も多い中で、学校給食で毎日牛乳を提供することに意味があるのかと考えてしまう。
質問主意書名 : | 牛乳に関する質問主意書 |
提出先 : | 参議院 |
提出国会回次 : | 196 |
提出番号 : | 17 |
提出日 : | 2018年2月13日 |
転送日 : | 2018年2月19日 |
答弁書受領日 : | 2018年2月23日 |